環境分析>建築物環境測定

建築物環境測定


大型スーパーや博物館、図書館やコンサートホール等にお出かけになることはありませんか?
不特定多数の方が使用または利用する建築物は、ビル管理法による管理が必要となっています。
みなさんのご自宅には新建材は使われていませんか?
壁紙などの接着に化学物質が使われていませんか?
新建材や壁紙などに使われている化学物質はアレルギー症状を引き起こし、一般的に言われている「シックハウス症候群」になる恐れがあり、社会問題となっています。
建築物環境測定は、このようなみなさんの衛生的な生活空間の確保のお手伝いをしています。



検査内容


ビル管理法
正式な法律の名称は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」と言います。
多数の人が使用または利用する大きな建築物を「特定建築物」として、その維持管理について環境衛生上の配慮について規制した法律です。
経済の高度成長や建築技術の進歩によって、続々と高層ビルや大型のビルが建てられましたが、それを維持管理していく上で環境衛生という点では多くの疑問が残されていました。特に高層ビルでは、同一ビル内に無数の事務所、店舗などが存在し、個別に規制することは困難とされていました。しかし、高層ビルを含めた建築物の環境衛生に関する法律が必要とされ、制定されました。

<特定建築物とは>
床面積 3,000 m2以上
用途 ① 興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館、遊技場
② 店舗、事務所
③ 学校教育法第1条に規定する学校以外の学校
  (学校教育法第1条に規定する学校は8,000 m2以上
④ 旅館


<この法律で規定する建築物環境衛生基準とは以下の5項目です。>
1.空気環境
2.給水の管理
3.排水の管理
4.清掃
5.ねずみ等の防除

当研究所では空気環境、給水の管理のお手伝いをしております。


空気環境
粉じん、一酸化炭素、二酸化炭素、ホルムアルデヒドの濃度の他に、温度、湿度、気流を測定します。


給水の管理
6ヶ月に1度の検査(15項目) :一般飲料水簡易10項目検査+鉛、亜鉛、鉄、銅、蒸発残留物
1年に1度の検査(12項目)  :消毒副生成物項目
尚、受水槽に水道水の他に井戸水を使用していると、給水前検査(51項目)や3年に1度の検査(8項目)も追加されます。


シックハウス測定
家屋などの建築物の建築資材、家具などに使用される接着剤や塗料に含まれる有機溶剤、シロアリ駆除に使われる殺虫剤などのアレルギー物質の影響に加え、住宅の高機密化により、新築・改築が行われた建築物では、しばしばその使用者に倦怠感やめまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患などの体調不良が現れることがあります。これがいわゆる「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」と呼ばれるものです。
その環境が長く続きますと、わずかなアレルギー物質でも重篤な症状を引き起こすなど、非常に難しい問題となっています。建築資材メーカーでも、これに対応した製品の販売もされていますが、未だ問題が完全になくなったわけではありません。
これを踏まえ、厚生労働省では室内濃度指針を発表し、現在13物質の濃度を規制しています。

<厚生労働省「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」の室内濃度に関する指針値>
物質名 室内濃度指針値 用途
ホルムアルデヒド 100μg/ m3(0.08ppm) 合板、壁紙用接着剤、家具
トルエン 260μg/ m3(0.07ppm) 塗料、施工用接着剤
キシレン 870μg/ m3(0.20ppm) 塗料、施工用接着剤
パラジクロロベンゼン 240μg/ m3(0.04ppm) 衣類防虫剤、トイレ芳香剤
エチルベンゼン 3800μg/ m3(0.88ppm) 接着剤、塗料
スチレン 220μg/ m3(0.05ppm) 断熱材、浴室ユニット、畳心材
クロルピリホス 1μg/ m3(0.07ppb)※ 防蟻剤、防虫剤
フタル酸−n−ブチル 220μg/ m3(0.02ppm) 塗料、顔料、接着剤、防腐剤
テトラデカン 330μg/ m3(0.04ppm) 灯油、塗料溶剤、防腐剤
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル 120μg/ m3(7.6ppb) 壁紙、床剤、各種フィルム
ダイアジノン 0.29μg/ m3(0.02ppb) 殺虫剤
アセトアルデヒド 48μg/ m3 (0.03ppm) 接着剤、防腐剤
フェノカルブ 33μg/ m3 (3.8ppb) 防蟻剤、害虫駆除薬
総揮発性有機化合物
(TVOC)
暫定目標値 400μg/ m3  
※小児の場合は1/10
・総揮発性有機化合物(TVOC)の暫定目標値は、快適性に着目して定められた値
・その他の物質の指標値は、健康影響に基づき定められた値

当研究所では、これら全ての検査に対応しています。



検査項目

アクティブサンプラー方式(ポンプで吸引するタイプ)と、パッシブサンプラー方式(一定時間吊るしておくタイプ)の2種類がございます。状況によってご提案させていただきますので、お問い合わせください。



検査料金

料金につきましては、具体的な内容を確認した上で、詳細の検査内容とお見積りを提示させていただいております。
まずは、お問い合わせフォームに必要事項ご記入の上、送信してください。担当者より折り返しメールにてご連絡させていただきます。



― 検査のお申し込みやお見積りのご依頼、ご質問はお気軽にご連絡ください。 ―

一般財団法人中部公衆医学研究所 環境衛生部
電 話 0265(24)1509
FAX  0265(24)2330

メールでのお問い合わせはこちらからお願いいたします。



プリンタ出力用画面
友達に伝える

前のページ
作業環境測定
コンテンツのトップ 次のページ
土壌汚染対策法に基づく調査