支援内容(積極的支援・動機づけ支援)

* 支援内容(積極的支援・動機づけ支援)

健診結果と喫煙習慣などのリスク数で特定保健指導の必要のある人を判定し、リスク数に応じて保健指導の方法(情報提供・動機づけ支援・積極的支援)を決定します。

支援プログラム

下記のような内容が国より決められていますが、支援方法は改善効果の上がることが優先されるため、個々の対象者の健診結果により異なります。

特定保健指導の内容

特定保健指導の内容

※医療保険者の判断により「積極的支援」「動機づけ支援」の対象者であっても指示のない場合や、対象以外の人に対しても保健指導が実施される場合があります。
※65~74歳の人は「積極的支援」の対象となった場合も「動機づけ支援」となります。
※「情報提供」は特定健康診査受診者全員に行われます。生活習慣の改善に関する基本的な情報が健診結果書に記され、情報を得ることができます。

メタボリックシンドローム改善のための検査のご案内

当研究所では検査値の改善のため、自分の体の実態がわかり、食事・運動の具体的な見直しにつながるよう、下記のような検査を必要に応じて実施しています。

糖負荷試験(75gOGTT)

75gのブドウ糖を含んだ糖飲料を飲み、一食の食事をした時と同じ状態の血糖値とインスリン (血糖値を下げるホルモン)の変化をみます。空腹と食後30分・60分・120分の計4回の血液検査を実施します。血糖値に対してインスリンの分泌される反応や、血糖値を調整するために使われるインスリンの量が測定でき、糖尿病が予測できます。肥満はインスリンの分泌に影響を及ぼすため、 肥満のある方に検査をお勧めします。(糖尿病の方には実施できません。)

頸部エコー検査

くびの動脈にエコーをあてることで、心臓や脳へいく血管の様子、動脈硬化の状態を直接診ることができます。くびの動脈は全身の太い血管の代表として血管変化が捉えられます。
頸部エコー検査

食事調査

ある日の1日分の食事内容を記録します。健康的な食べ方と比べ、自分の食事の特徴 (食品の過不足)が分かることで、具体的な食べ方の工夫が分かります。
食事調査

ライフコーダ

歩数計をつけ、普段の生活の中で歩数、運動量、内臓脂肪を燃やすのに効果的な強い動きがあるかなどの身体活動状況を調べます。 結果から具体的にどのくらい動きを増やすといいのか分かります。
この日は歩数ばかりでなく、4以上の強い強度の活動が48分あることから、脂肪を燃やす良い動きがあることが分かります。
ライフコーダ

一覧へ戻る

Page Top