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当財団では、地域の健康診断での更なるニーズにお応えするために、胸部X線検診車のデジタル化を進めて参りましたが、この度、公益財団法人JKAから「平成30年度胸部検診車の整備補助事業」の補助金交付を受け、平成31年3月に胸部X線デジタル検診車を導入致しました。
○平成30年度胸部検診車の整備補助事業
事業内容:胸部X線デジタル検診車の整備
補助金額:21,500,000円
実施場所:長野県飯田市高羽町6丁目2-2
完了年月日:平成31年3月5日
事業内容:胸部X線デジタル検診車の整備
補助金額:21,500,000円
実施場所:長野県飯田市高羽町6丁目2-2
完了年月日:平成31年3月5日
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○導入した胸部X線デジタル検診車の特徴
①大容量インバーター発電システム
従来の発電機による電源の確保に比べ、排気ガスの発生や騒音・振動がなく、快適な環境で検診ができます。
②メディカルボイス5ヶ国語
外国籍の受診者様の撮影の際にはご苦労をお掛けしておりましたが、この度導入の検診車では、英語・ポルトガル語・中国語・韓国語・日本語でのアナウンスを簡単に切り替えることができますので、外国籍の方も安心して受診して頂くことが可能となりました。
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○全ての胸部X線検診車がデジタル化されました
鮮明な画像が得られ、データベース化により画像の比較も容易になり、より正確な判定をご提供できます。また、現像液の使用もなくなりますので環境負荷も軽減されます。
今回の導入により、精度の向上・環境負荷の低減・外国籍の方々への配慮が進みましたので、地域住民の方々の胸部疾患の早期発見による健康保持・増進へ更に貢献致します。
一般財団法人 中部公衆医学研究所
理事長 西澤 良斉